こんにちは。よかぴです。
「梅仕事」(うめしごと)という言葉を知っていますか?
「梅仕事」とは、梅が旬を迎える頃(6月くらい)に、梅干しや梅酒などの梅を使った「保存食」を作ることです。
今年も6月の初めくらいから、梅がスーパーに並び始めました。
「梅干し」作りは、私には少しハードルが高く、今まで作ったことはありません。(^_^;)
しかし、私は「梅ジュース」が好きなので、2〜3年前から「梅シロップ」を作るようになりました。
作ってみると、思いの外、簡単で自分で作った梅シロップは一段と美味しいのです🎵
今回は、美味しくて体に良い、簡単「梅シロップ」を作っていきたいと思います♪( ´▽`)
梅シロップの効能
①疲労回復
梅には、「クエン酸」が含まれています。
「クエン酸」には、疲労物質である乳酸の分解を促進する働きがあるので、疲労回復に効果があります。
②食欲増進・夏バテ予防
梅に含まれる「クエン酸」は、消化を助けてくれます。それにより、胃腸の働きが良くなり、食欲を増進させ、夏バテの予防になります。
③血行を良くする
梅には「クエン酸」の他に「リンゴ酸」も含まれています。
「クエン酸・リンゴ酸」には、肉類やジャンクフードの多い食生活で、酸性に傾いた血液を本来の弱アルカリ性に戻してくれる働きがあります。
血液は、酸性からアルカリ性に変わることで、血液サラサラになります。
血液サラサラになることで、冷え性・貧血の改善、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞などの病気の予防になります。
梅で作る【梅シロップ】には、体に良いことがたくさんありますね。(o^^o)素晴らしい!
梅シロップを作る
材料
- 梅 1kg(今回、私は南高梅を使います)
- 氷砂糖 1kg
- 保存びん(3〜4ℓ容量のもの)
◎材料は、これだけです!(^∇^)
前準備
梅の下処理
水洗いした後、梅のへたを1つずつ取り除く。
つまようじで、ほじほじするとポロリと簡単に取れます。(^_^)
平らなところに並べてしっかりと、乾燥させる。
保存びんの準備
びんを殺菌処理する。熱湯を注ぎ殺菌して、よく乾かす。
・・・これが一般的な方法ですが、私は面倒くさがりなので、びんをきれいに洗った後、乾燥機で乾かし、アルコールを染み込ませたペーパータオルで拭き除菌します。
作り方
梅と保存びんの準備ができたら、後はとても簡単です!
下処理をした梅と、氷砂糖を保存便に入れていくだけです。
最初は、「梅」→「氷砂糖」→「梅」→「氷砂糖」の順に交互に入れていきます。
最後、一番上にくるのは氷砂糖にします。
そして、梅を入れた保存びんは、日の当たらない冷暗所におきます。
梅シロップができるまで
4日目
少しずつ氷砂糖が溶けてきました。1日に2〜3回びんを傾けて、中の梅をクルクルと回転させながら混ぜていきます。
1週間後
さらに氷砂糖が溶けてきました。梅の量が減ってきて、シワシワになってきました。
梅のエキスが出てきてますよ〜のサインです。(^∇^)
3週間後…発酵してきた?!
毎日、混ぜた直後は泡立つのですが、この日は様子が変です。
泡が取れず…どうやら発酵したようです。(^_^;)
発酵の原因は、梅や保存びんの内側に付着している微生物が、梅シロップの糖を分解して、アルコールを作り出すために起こる状態です。
梅シロップ作りの過程には、よくあることなので、慌てず発酵を止めます。
発酵を止める方法
今回は、作り始めて3週間が経っているので、梅エキスが出ききっているとします。
1、白くなっている梅は、取り出す。
2、梅と液体を分けて、白い泡をお玉で取り除きます。(取り出した梅は、梅ジャムや梅の甘露煮に)
3、液体をホーローかステンレスの鍋にうつし、70度の弱火でアクを取りながら、5〜10分加熱殺菌する。
火にかけた直後は、アクがすごいですが、根気強く頑張りましょう♪
4、液体をしっかり冷まして、保存容器に移し冷蔵保存して、梅シロップの完成です。
梅1kgと氷砂糖1kgから、約1リットルの梅シロップができました〜!
作り始めて日が浅い時の発酵を止める方法
上記の1〜4の後、液体をしっかり冷まし、液の中に梅を戻し入れ梅エキスがしっかり出るまで、冷蔵庫で保存し完成を待ちます。
梅エキスがしっかり出たら(目安は、梅がシワシワになったらOK!)上記の2〜4をして、出来上がり♪
美味しい梅ジュース
出来上がった梅エキスに、氷と炭酸水を入れて梅ジュースにしました!
自分で濃さを調整できて、市販の炭酸ジュースにはない美味しさです。
まとめ
梅シロップは、ほぼ1ヶ月で出来上がります♪
すごっく簡単です(*^▽^*)
発酵したとしても、全然大丈夫!
余計なものが入らない超自然な梅シロップ!作ってみませんか?いいですよ〜(*^▽^*)
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