こんにちは。よかぴです。
先日、コンビニでグミを買いました。日頃、買わないんですが…。
最近見たyoutube『伝説の朝ごはん』の中で、筑波大学准教授・メディアアーティスト落合陽一 さんが出ていまして、朝ごはんのひとつにグミを食べていたのです。
ちょっと気になって、買ってみました。グミ…美味しいですね!
自分の好きなジュースで作れたらいいな…と思って、調べてみると出来るみたいです!
今回は、3種類の固める素材を使って、グミを作って比較もしたいと思います。
🟢楽天ROOMやっています。お気に入りの商品を載せています😊

食品を固める材料3種
- ゼラチン
- 寒天パウダー
- アガー
🟠 ゼラチン(Gelatin)
- 原料:動物の骨や皮に含まれるコラーゲン(豚・牛由来が主)
- 食感:ぷるぷるとした柔らかい弾力(口どけが良い)
- 溶ける温度:25〜35℃程度(常温でも溶けやすい)
- 固める温度:10℃前後(冷蔵庫で冷やして固める)
- 使い方の注意点:高温(沸騰)で加熱するとゼラチンの凝固力が弱くなる
🔹使用例:ゼリー、ムース、パンナコッタ、ババロアなど
🔵 寒天(Agar)
- 原料:紅藻類(テングサなどの海藻)
- 食感:しっかりとした固さ(歯切れが良い、ややポロッとした食感)
- 溶ける温度:90〜100℃(沸騰させて溶かす)
- 固める温度:約40℃以下(常温でも固まる)
- 使い方の注意点:酸に弱く、酸性の果物などと合わせると固まりにくいことがある
🔹使用例:あんみつ、羊羹、ところてん、寒天ゼリーなど(常温でも形が崩れにくい)
🟢 アガー(Agar Substitute / カラギーナン+ローカストビーンガムなどの混合物)
- 原料:海藻由来(カラギーナンなど)+植物性増粘剤(ローカストビーンガムなど)
- 食感:ゼラチンと寒天の中間(なめらかで弾力あり)
- 溶ける温度:90℃前後
- 固める温度:約30〜40℃(常温で固まりやすい)
- 使い方の注意点:固まり方が早いため、手早く型に流す必要あり
🔹使用例:透明ゼリー、フルーツゼリー、業務用ゼリー製品など(見た目がきれいで崩れにくい)
ゼラチン・寒天・アガー3種の特徴比較
項目 | ゼラチン | 寒天 | アガー |
---|---|---|---|
原料 | 動物性(コラーゲン) | 海藻(紅藻) | 海藻+植物性混合物 |
食感 | なめらか・ぷるぷる | しっかり・ほろっと | なめらか・もちっと |
固まり方 | 冷蔵庫で固める | 常温で固まる | 常温で固まりやすい |
溶解温度 | 約60℃ | 約90〜100℃ | 約90℃ |
特徴 | 冷たいと固体、常温で溶けやすい | 常温で崩れにくい | 透明感があり扱いやすい |
グミ作りで用意するもの
- 耐熱容器(沸騰したか確認するので、透明のものが良いです)
- グミを作る型(100円ショップに、いろいろあります)
- かき混ぜるホイッパーかスパチュラなど
ゼラチンでグミ作り
①粉ゼラチングミ材料(ゼラチン10g)
ゼラチンは、スーパーで簡単に手に入ります。こちらのタイプは、5gずつのスティックになっています。

- お好みのジュース…100cc
- 粉ゼラチン…10g
- 砂糖…大さじ1〜2
作り方
①ジュースとゼラチン、砂糖を、耐熱容器に入れてよく混ぜる。


②電子レンジで500wで、50秒加熱する。

③いったん取り出し、よく混ぜて、もう一度、電子レンジで30秒加熱する。
④取り出し軽く混ぜて、型に流す。


⑤粗熱をとって、冷蔵庫で30分ほど冷やして、出来上がり♪


②粉ゼラチン2倍グミ(ゼラチン20g)材料
- お好みのジュース…100cc
- 粉ゼラチン…20g
- 砂糖…大さじ1〜2
作り方は、ゼラチン10gと同じです。


寒天パウダーでグミ作り
寒天パウダーも、スーパーのお買い売り場のあたりに並んでいて手に入りやすいです。
③寒天パウダーグミ材料(寒天パウダー2g)

- お好みのジュース…100cc
- 寒天パウダー…2g(小さじ1)
- 砂糖…大さじ1〜2
作り方
①ジュースと寒天パウダー、砂糖を、耐熱容器に入れてよく混ぜる。


②電子レンジ600wで40秒、加熱する。

③いったん取り出し、よく混ぜてから、もう一度、電子レンジへ。
まず、600wで30秒加熱して、容器の中が沸騰しなければ、沸騰するまで10秒ずつ加熱していく。
沸騰させるとは、液体が上に持ち上がってくるような感じです。
※沸騰させないと、寒天が固まりません!大変ですが、この時は、レンジの中を観察して沸騰したタイミングで取り出して下さい。
④型に流し粗熱をとったら、冷蔵庫で冷やして、出来上がり♪



④寒天パウダー2倍グミ(寒天パウダー4g)材料
- お好みのジュース…100cc
- 寒天パウダー…4g(小さじ2)
- 砂糖…大さじ1〜2
作り方は、寒天パウダー2gと同じです。


アガーでグミ作り
アガーは、スーパーではあまり見かけないです。お菓子の材料専門のお店か通販で手に入ります。
私は、ケーキや、パンなどの材料専門店『富澤商店』で買いました。
⑤アガーグミ材料

- お好みのジュース…100cc
- アガー…10g
- 砂糖…大さじ1〜2
作り方
①アガーは、ダマになりやすいので、あらかじめ砂糖と混ぜておく。


②ジュースに、混ぜておいたアガーと砂糖を入れ、よく混ぜる。

③電子レンジ600wで40秒、加熱する。
④いったん取り出し、よく混ぜてから、もう一度、電子レンジへ。
まず、600wで30秒加熱して、容器の中が沸騰しなければ、沸騰するまで10秒ずつ加熱していく。
沸騰させるとは、液体が上に持ち上がってくるような感じです。
※沸騰させないと、アガーがは固まりません!大変ですが、この時は、レンジの中を観察して沸騰したタイミングで取り出して下さい。
④型に流し粗熱をとったら、冷蔵庫で冷やして、出来上がり♪


実食(5種類を比較・食べ比べ)

①粉ゼラチングミ(ゼラチン10g)
食感は、柔らかくプニプニです。手で食べられるゼリーという感じです。柔らかいので、型から外すと崩れてしまいました。小さなお子さんが食べるには、ちょうど良い硬さかもです。
②粉ゼラチン2倍グミ(ゼラチン20g)
かなりしっかりとした硬さがあり、グミの食感に近いです。ただ、同量の砂糖なのに甘さが感じにくく、もう少し甘い方が美味しいと感じたので、作る時には砂糖の量を増やした方が良さそうです。
③寒天パウダーグミ(寒天パウダー2g)
食感は、プルプルではなく、弾力がなくて、歯切れの良い感じです。グミではない…かな。
④寒天パウダー2倍グミ(寒天パウダー4g)
寒天の量が増えると、しっかりとした硬さになります。歯切れが③より増して、食感は、口の中でほろほろと崩れるような感じです。これも、グミとは違う食べ物です(^_^;)
⑤アガーグミ
食感は、柔らかくみずみずしいです。水分を優しく包んでいるような感じ。トロリんと柔らかいゼリーです。
まとめ
ゼラチン、寒天、アガーで、グミを作ってみまがしたが、グミの食感になるのは、ゼラチンです。
ただ、ゼラチン濃度を、高くしないと売っているグミっぽさは出ないです。
ゼラチンは、原料が動物性なので、気になる方は寒天で作られると良いと思います。
『グミを作る』目的でしたが、お子さんと一緒に作るお菓子として、簡単でとても良いと思います。
ぜひ作ってみて下さい(*^▽^*)楽しいですよ〜。
※型に流す作業などは、大人の方がして下さい(火傷注意です)。それから、作ったグミは長期保存に向かないので、早く食べて下さいね〜(*^_^*)
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